こんにちは。Window プラットフォーム サポートの吉井です。
本日は今月リリースされた以下の修正プログラムについてご紹介します。
文書番号 : 2885209
Event ID 55 is logged on a Windows 7 SP1 or Windows Server 2008 R2 SP1-based file server
イベント ID 55 が、Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 の SP1 ベースのファイル サーバーに記録されます。(日本語機械翻訳)
http://support.microsoft.com/kb/2885209
http://support.microsoft.com/kb/2885209/ja (日本語機械翻訳)
この技術情報の修正プログラムでは、NTFS ファイル システム ドライバー (ntfs.sys) の不具合により、ファイル システム構造に破損が発生し、同時にその破損を検知して、ソース : NTFS、ID: 55 エラーが記録される事象に対応を行っています。
この事象の発生条件として、ファイル システムのアロケーション ユニット サイズ (クラスター サイズ) が 4KB より大きい (4KB 丁度は含みません) という条件があります。
アロケーション ユニット サイズの既定値は多くの場合 4KB ですが、16 TB を超える大容量のボリュームでは 4KB より大きな値が既定値で設定されます。
各ボリューム サイズと既定のアロケーション ユニット サイズは以下の技術情報をご参照ください。
文書番号 : 140365
NTFS、FAT、および exFAT のデフォルトのクラスター サイズ
http://support.microsoft.com/kb/140365/ja
そのため、16 TB を超える大容量のボリュームをご利用の場合 (もしくはアロケーション ユニット サイズを変更して利用している場合) には、2885209 の事象が発生する可能性がありますので、修正プログラムの適用をご検討ください。
なお、本事象は Windows Server 2008 R2 RTM (サービスパックを適用していない環境) でも発生します。その際はまずサービスパック 1 (SP1) を適用の上、上記修正プログラムを適用してください。
なお、すでにファイル システムの破損が発生している場合には、上記修正プログラム適用によるファイル システムの修復効果はありませんので、一度修復モードの Chkdsk を実行する必要があります。
修復モードで実行するには /F オプション、または、/R オプションを指定します。
Chdksk
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc730714(v=WS.10).aspx
参考 1
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現在の各ボリュームのアロケーション ユニット サイズを確認するには fsutil fsinfo ntfsinfo コマンドを利用します。
>fsutil fsinfo ntfsinfo (ドライブ レター):
例) >fsutil fsinfo ntfsinfo E:
:
クラスターあたりのバイト数 : 4096 << 4KB です。
(英語では Bytes Per Cluster )
:
参考 2
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現在各ボリュームにファイル システムの破損が発生しているかは Chkntfs コマンドで確認が可能です。
> Chkntfs (ドライブ レター):
例) > Chkntfs E:
ファイル システムの破損が発生していない場合の実行結果
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ファイル システムの種類は NTFS です。
E: は正常です。
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ファイル システムの破損が発生している場合の実行結果
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ファイル システムの種類は NTFS です。
E: が正しくありません。
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参考リンク
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その他のシナリオでも発生する場合については以下のエントリーもご覧ください。
ソース : NTFS、ID: 55 のイベント
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2013/03/11/ntfs-id-55.aspx